私は入社して3年目で退職しました。
会社を辞めるまでの経緯、辞めるまでに行ったこと、辞めた後にやるべきこと。
私自身、webで調べたり、役所に問い合わせをたくさんしました。
特に辞める前の事前準備はしっかりやった方が後々良いなと思いました。
一つのブログにまとまっていることは少ないと思いますので、私の経験や体験をそのままお伝えします。
ちなみに、私は退職後はすぐに再就職はしていません。失業保険を受け取ることにしました。
同じ境遇の方や、似ている境遇の方。今、この記事を読んでいらっしゃるあなたに、少しでもお役立ちいただける記事でありますように。
そして、素敵な毎日を送れる日々が1日でも早く訪れますように。
不調が現れる
2〜3ヶ月に1回、「本当に会社辞めてやる!!」
と思うことは、誰しもあると思うんです。
私もその1人で、見事に3ヶ月に1回、その波はやってきていました。
辞める1年前から、その波がやってくるごとに
体調がひどく悪くなっていました。
そして何より、体調が悪化していることに
自分が1番気付いてあげられませんでした。
円形脱毛症
楽しくない毎日をただやり過ごしていた時、
いつも通りお風呂に入って髪の毛を乾かしていました。
その時気が付いたんです。
「あれ、髪がない。」
10円ハゲでした。初めてでしたので、同期には笑って話していました。
本当に自分がストレスを感じていることに気付いてなかったのです。
今思えば十分ストレスを感じてた結果ということはわかるのですが…
笑わなくなった
声を出して笑うことはほとんどなくなっていました。
仕事の合間に先輩と話しているときも、顔は笑顔でした。
でも心の中は笑っていませんでした。
「笑っているけど、笑っていない」
という言葉がピッタリ当てはまります。
学生の頃は周りからうるさいと言われるくらい
大きな声で笑うタイプでしたので、
本当に自分が自分でないような、そんな気持ちでした。
吐き気
ある先輩から、私の行動の全てに対してご指摘をいただいて
仕事をこなしていたのですが、、、
毎日ご指摘をいただきすぎて、ついに吐き気が出始めました。
その方が出勤する時間が近付くと、吐き気がし、
仕事中に吐きに行ってしまったこともあります。
さすがにこのタイミングでようやく、
“私の状況は普通じゃない”と気付きました。
涙が止まらない
今でも理由は不明ですが、
夜にシャワーを浴びているとき、涙が止まらないのです。
毎日のように泣いていました。
食欲がなくなる
一人暮らし、ということもあったと思いますが、
料理を作ることはすごくしんどかったです。
食欲はないのにお腹は鳴るのです。
でも、食事が喉を通らない。
もうどうすればいいのかわからず、
毎日お素麺やアイスを食べていました。
寝付けなくなる
私は布団に入ったら1分以内に寝れるタイプだったので不眠とは無縁でした。ですが、ある日、布団に入っても全く眠れないのです。驚きました。こんなにも眠れないのか、と思いました。そうは言っても次の日も仕事なので無理矢理3時間くらいは寝てなんとか仕事に向かいました。私の場合、毎日ではなかったのですが、定期的にこれが起こるようになりました。
嫌だと思うことは何か、具体的に書き出してみた
自分が何にモヤモヤしているのか、
自分でも説明できずにいたとき、
年の近い先輩に相談しました。
「実際、紙に書いてごらん」
そう言われるがままに、帰ってからノートに書きました。
実際に私が書いてたことをそのままコピーしますね。
・あれもこれも指導されすぎて自己肯定感なくなるからいや
・毎朝起きると仕事に行かないといけないからいや
・同年代いなくて話し相手いなくていや
・楽しく過ごしたい。今は楽しくない
・眠れない日があるのがいや
・自分の時間がないからいや
本当にみなさんにお見せするか迷うレベルですが、思うがままに書いていました。
モヤモヤしているときにすること、も一緒にお読みください。
スマホでうつ病診断してみた
2〜3ヶ月に1回やってくる、「本当に仕事辞めたい」
と思う波が再びピークになった頃。
寝付けないのでスマホでネットサーフィンしているとき、
「うつ病診断」を見つけました。
気分が落ち込んでいる最中だし、夜にこんなことするのは良くない
と分かっていながら、それでもポチポチ質問に答えていきました。
結果は「中等度〜重度のうつ状態」でした。自分の中では、うつ傾向〜軽度うつ状態かな?と思っていたので、結構衝撃でした。
無料で誰でも診断出来るものですので、
結果に関して信頼性は欠けると思いますが、
その後の私の行動に変化が出てくる一つのきっかけでした。
いつ辞める?貯金はどうすればいい?辞めた後にやりたいことは?
今いる環境を変えなければいけない、
と思うようになった私がとった行動を順番にお伝えしていきます。
まず、頭だけで考えるのではなく、ノートにメモ日記をつけました。
いくつか考えてたことをお伝えします。
・いつ辞めたい?
→出来るだけ他の方のご迷惑にならないように、有休消化込みで4ヶ月後。
・貯金はどうする?毎月の支出は?
→今の現状の固定費、毎月の変動費について家計簿を見て大まかに書き出す。そして最速で辞めるまでのあと数ヶ月でいくら貯金したいか、具体的な数字を書き出す。
・辞めた後、どうしたい?
→やってみたいことを思いつくままに書き出す。その中でも、辞めてない段階でも出来ることは進めていくことにしました。
(ブログやってみたい・痩せたい・本読みたい・簿記の勉強したい…などなど)
今でもたまに読み返しますが、やりたいことってあまり変わらないんだなという印象です。
辞める前にするべきこと
親に伝える
これは私がまだ3年目だったので一応相談しました。
私は最初考えていたことは「休職すること」でした。
その後辞めるか考えようと思っていました。
休職するためには医師の診断書が必要です。
なので病院の予約を取りました。
診察にいく2日前に初めて、
“色々あってしんどい。病院にも行く”ということを母親に話しました。
明日実家に帰って来て話を聞きたいと言われました。
夜中まで話し合った結果、
「休職するとお前の履歴書に傷がつく。(面接に行ったときに必ず聞かれ、ネガティブなイメージを持たれる可能性があるため。)それなら辞めて新しいことを始めたら?」
という内容でした。
次の日、退職の意向を上長に話しました。
辞めることを決める・退職の意向を伝える
「辞めたい」とは100万回思うのですが
「辞める」と決めるのは意外と勇気入りますよね。
私も足踏みしていました。
1人も反対されることなく辞められたのは、
引き止められない退職理由も考えていたからかなと思います。
(本当の原因は伝えずに)“家庭の事情”というところを詳しく伝えて、
会社を辞めることに決めました。
退職日を決める
詳細はまた別記事で記載していこうと思いますが、退職日は自分で決められます。
結論「月末にする」これでOKです。
保険料の関係でこの方法が一番お得です。
家をどうするか
一人暮らしを続けるのか、実家に戻るのか。
一人暮らしでも数ヶ月問題なく生活できる貯金だと思っていても、
収入がないのに固定費が15万程度毎月かかるのはかなりの出費です。
私の場合、親から一時的に戻ってきていいよ、
と言われたので現在は実家暮らしです。
病院に行くべきなのか
休職はしなかったので、病院に行く必要がないと思っていました。
ですが退職後の保険料やハローワークでの給付開始までの期間が変わってきたりするので、
自己都合でない場合は一度退職するまでに受診しておくことをオススメします。
一度でも先生にも話をしていると、後々診断書等をお願いしやすい関係になります。
貯金の把握
毎月いくら必要か?
貯金はどのくらいあるのか?
生活防衛資金はいくら必要なのか?
を考えました。
辞める9ヶ月前からたまたまズボラ家計簿をつけていたので、
その表をみて、“このくらいまで生活できる”
という確信を持って退職に踏み切りました。
生活防衛資金って?いくら必要?
私のズボラ家計簿の付け方をのぞいてみたいと思った方はこちら
離職票
離職票とは、退職後、給付金をもらいながら転職活動するハローワークにお世話になる場合に必要になります。
会社によって違うと思いますが、
私の場合は退職届を会社PCから申請しました。
そのときに離職票の有無を✅チェックするだけでした。
もし退職後、次の勤務先がまだ決まってない方はここをポチしておかないといけません。
忘れずチェックしましょう。
(給付金の受給資格者は決まりがあるので、全員がもらえるわけではありません。各自確認しておく必要があります。)
退職の意向を伝えてからの周りの反応、気持ちの変化
私の退職理由は、ある先輩からの指導がきつく、体調を崩すほど精神的に参ってしまったからです。
厳しい指導をされることで有名な方だったので、
周りのパートさんは、私の辞めた理由を汲み取ってくれているようでした。
寂しくなるわ〜と言ってくださったり、まだまだ若いから頑張ってね!と背中を押してくださいました。
退職の意向を伝えてからは、心が軽くなり、とてもワクワクしました。
「辞めてから何をやりたいか」考えることが楽しくて仕方なかったです。
辞めた後にするべきこと
【社会保険】
(1)健康保険
(2)年金
【税金】
(3)住民税
(4)所得税
この4つは絶対です。ただ、早急にするべきことは(1)(2)です。
この2つは退職日から14日以内に手続きに行く必要があります。
具体的に私が行ったことを別記事にて記載していきます。後日リンクを貼りますね。
ハローワークに行くまでの準備
「離職票が届いてからハローワークにいけばいいだけでしょう」
そう思っている方も多いと思いますが、
事前準備をどれだけしておくかで当日のスムーズ度合いが違います。
出来る準備はしっかりしてハローワークに向かいましょう。
ハローワークでの手続き・段取りはこちら
実際辞めてからの生活はどうか、気持ちの変化
実際に辞めてから1ヶ月以上が経ちました。
一言で伝えると、「ストレスのない生活は楽しい」です。
私は仕事を辞めて、後悔していません。
職場の方からたくさん学ばせていたいたので、
感謝の気持ちは伝えきれないほどあります。
ですが、今はそこから離れて、自分がやりたいことが出来る環境にいます。
時間を有意義に使って、たくさん挑戦してみたいと思っています。
伝えたいこと
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私が会社を辞めた本当の理由はストレスによるものでしたが、
みなさんもそれぞれ事情があると思います。
あと3年は頑張る、と決めて突き進んでもいいし、
やりたいことをやるために辞めてもいい。
どの道を選んでも正解ですので、
最後までご自身に自問自答して、答えを導き出してください。
皆様の選んだ道の先が笑顔で溢れる人生になりますように。
そして辞める前にするべきこと・辞めた後にすることが少しでも参考になったら嬉しいです。
miimo
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